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むしゃくしゃしたので旅に出た〜世界一高い大聖堂を階段で登りきる編〜

ヤフーに門前払いを食らわされ、そうだ旅に出ようと思い立ったのが6月末

ベルリンから夜行バスで7時間、ミュンヘンへ小旅行に出た

予約したバスは有名なドイツの格安長距離バス会社FLIXBUS

ベルリンを23時に出発してライプツィヒを経由し、ミュンヘンに6:45着という予定

金額は往復で€47、日本円にして6000円くらい。安いねー。

 

金曜の夜にベルリンの高速バス停留所が集まるバスステーションに出発時刻の20分前に到着

こちとら律儀な日本人である。乗り場でじっと待つ。待てど暮らせどバスは来ない。

バスは来ないし電光掲示板には違う行き先のバスが表示されるし、腹を空かせた客たちはホットドックを買いに行ったり、荷物から次から次へと食べ物を取り出して食べ始めた

深夜12時直前の話である。寝る前の飲み食いは良くない。

結局バスが到着したのは出発予定時刻を30分はゆうに過ぎていた

誰も並んで待つなんてことは考えちゃいないので、係員がバス入り口に立って乗客のチケットを拝見し始めたところで客は殺到する

幸い私は荷物がバックパック一つだけで預けるものは何もなかったし、身長は高いが太っちゃいないので、自分は中国人だと言い聞かせて強気でグイグイ最前列に食い込み、ちゃっちゃとチケットを見せて2階建バス1階の窓際席を確保

FLIXBUSはwifiとコンセント完備なのでスマホを充電し、耳栓とマスクと蒸気でアイマスクを装着して寝た

 

翌朝、6:45にミュンヘン着の予定だったバスは予定通り着くはずもなく、それに合わせて買っていたDB(ドイツ版新幹線のような長距離列車)のチケットも無駄になった。南無€30。

気を取り直してチケットを買い直し、到着したミュンヘンのバスステーションから隣の中央駅まで移動して、駅構内でコーヒーを買って無事に乗車

ちなみに、DBのアプリを使うと予約も簡単だしチケットも画面のQRコードを見せるだけなのでオススメ

1日目はミュンヘンから電車で世界一高い大聖堂のある街、そしてアインシュタイン生誕地のウルムへ向かう

 

ミュンヘンからウルムまではDBで1時間半くらい

車内は静かにするゾーンと騒がしいファミリー向けの車両が区切られているし、座席もゆったりしていてとても快適だった

ウルム駅へ到着

駅のホームにはコインロッカーがあったので荷物を預けようかと思ったが、コインの持ち合わせがなかったしそこまで大荷物でもなかったのでやめた

駅を出るとすぐに大聖堂が見えるので、それを目指して歩いていく

駅から大聖堂まではデパートやドラッグストアや路面店が立ち並ぶショッピングストリートになっている

大聖堂の麓に到着

右の丸い建物は観光案内センターやお土産やさんなどが入っている市民センターのようなもの

 

でかい(小並感)

これからこの塔の先端まで登る。階段で

 

大聖堂に入ると(写真左下部分に入り口がある)塔に登るためのチケット販売機があって、買おうとしたらそういえば小銭がなかった(2回目

お土産やさんで両替してもらおうとしたら「ここでチケットも買えるわよ」と、肝っ玉母さんみたいな店員が売ってくれた

「あんた学生かい?それなら学生証を出しな」と言われたが残念ながら学生ではない。ボンビーフリーターである。

一人€5なのに紙幣が使えないのもおかしな話だ。なんせ€5は紙幣だからな。

 

この狭い階段を延々と登る

エレベーターなど一切ないので途中リタイアはできない

8合目くらいまでは昇りと降りの階段が分かれているので、降りてくる人とすれ違う必要もなく昇りやすい

たまにこうして見える景色が綺麗なのでもういいんじゃないかと思いながら登ること15分くらい

8合目に到着

見よ、これがウルムだ

 

景色的にはこれで十分だが、まだ昇りきっていない

この細い階段をさらに昇る

ここは昇降共有なのでタイミングを見計らって昇る

地上から昇ること20分、161.53m地点に到着

768段の階段を昇りきった

正直8合目と景色は大して変わらない

 

15分ぐらい休憩して地上まで降りた

大聖堂なのでもちろん教会もある

一応中に入ってステンドグラスを撮っておいた

 

訪れたのは土曜日だったので、街ではサタデーマーケットが開催されていた

ここからウルムの街を散策する

ウルムではスズメの伝説が有名らしく、ところどころにスズメモニュメントがあった

 

ウルム市庁舎

壁画が自慢らしい。1階部分はレストラン

アンティーク切手やさんのおしゃれな看板

 

ウルムは小さな街で半日もあれば観光は十分なので、夕方には駅へ戻った

戻る途中でそういえばアインシュタイン生誕地を見ていないなぁと思ったら、行きの道中にも通ったところにあった

 

存在感薄!!!

モナリザに次ぐがっかりスポットである(実際にモナリザを見たことはない)

 

さぁ、DBに乗ってミュンヘンに戻るよー(停車中の赤い列車がDB)

 

 

おまけ

エ ロ テ ィ ッ ク シ ョ ッ プ

続く…